1951-03-20 第10回国会 参議院 人事委員会 第10号
○参考人(種村一男君) ちよつと一言御参考に申上げたいと思うのですが、第十一條の規定はこの療養の範囲というものが規定されてあるわけなんです。一号から六号まで療養の範囲がきめてありまして、これで公務傷病を受ければ完全に療養ができるという感じを一応持つのであります。ところが実はよく見ますと、これはいずれも直接の費用ばかりでございまして、我々が傷病を受けました場合には、これだけの項目では決して足りないということはこれはもうどなたも
○参考人(種村一男君) ちよつと一言御参考に申上げたいと思うのですが、第十一條の規定はこの療養の範囲というものが規定されてあるわけなんです。一号から六号まで療養の範囲がきめてありまして、これで公務傷病を受ければ完全に療養ができるという感じを一応持つのであります。ところが実はよく見ますと、これはいずれも直接の費用ばかりでございまして、我々が傷病を受けました場合には、これだけの項目では決して足りないということはこれはもうどなたも
○参考人(種村一男君) 幸いに私どものところでは予算がないために業務災害補償として取扱えなかつたという実例は実は余りないように考えております。ただ如何にも現在でも手続がうるさいのです。もう一つは手取り早く行かないのです。僅かばかりの業務災害を受けましても三月も四月も六カ月もかかると、もうしようがないから共済組合でやつてもらえということで、共済組合に持ちこまれるという例が多いのです。而も今後業務災害であるかどうかということについて
○参考人(種村一男君) 御指名によりまして、最初に私から一、二の意見を申上げたいと存じます。 私は国家地方警察本部におりまして、警察職員についての公務災害補償の仕事を担当いたしておるものでございますが、すでに資料によつて十分御覧を願つておることと存じますが、非現業の国家公務員の中におきまして警察職員はその職責上公務災害を受けることが非常に多いのでございまして、恐らく非現業中では一番高率な公務災害を